水源涵養 |
愛知用水の水源である牧尾ダムは、長野県木曽郡木曽町三岳・王滝村に建設されました。牧尾ダムの建設のために240戸1,003人の方が移転されました。
愛知用水の水を使用している私たちは水源地への感謝の気持ちをいつまでも忘れることがないようにしていかなければなりません。
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1.職員研修
愛知用水土地改良区では、長野県木曽郡木曽町三岳(旧 三岳村)及び王滝村地内の牧尾ダム建設のための土取場・土捨場の跡地17.15ha(三岳12.8ha、王滝村4.34ha)を水資源機構(旧
水資源開発公団)との土地使用契約により水源涵養のため、昭和41年〜昭和46年に職員で植栽のための地拵えを行い、地元森林組合に植栽と保育事業を委託し植栽をしました。
昭和52年以降は、夏季・冬季・春季の年3回、職員の造林研修を実施しています。これ以外の作業については地元の森林組合へ委託して行っております。 |
夏季 |
7月下旬から8月上旬に4日間の行程で下草刈り・つる切り等を実施 |
冬季 |
11月中旬に4日間の行程での幼木の食害防除及び枝打ち・つる切り等を実施 |
春季 |
3月下旬に3日間の行程で枝打ち・つる切り・間伐等を実施 |
2.愛知用水利水者連絡協議会
愛知用水利水者連絡協議会では、水源である牧尾ダムを潤す水源涵養林の保護育成を目的として牧尾ダム造林事業を平成4年以来、毎年実施しております。
この水源涵養林の植樹は、平成3年愛知用水通水30周年を記念して宣言された「愛知用水サミット宣言」の主旨に合致するものであり、独立行政法人水資源機構中部支社、同機構愛知用水総合管理所、愛知用水土地改良区、木曽郡木曽町三岳、王滝村、木曽森林組合のみなさん及び受益市町のみなさんのご理解、ご協力により実施しています。 |
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